種差海岸インフォメーションセンター

モグラのお話

2017年10月20日 未分類

皆さん、こんにちは。

ここ最近、「あの芝生にある土の山は何ですか？」

というご質問が多いなと思っていたのですが、

 

 

 

 

 

 

このとおり、シバが黄色くなり

モグラ塚も目立つのでしょうか。

以前にもご紹介しましたが、

こちらのモグラ塚

モグラの出入り口ではないのです。

これは、トンネルを掘るにあたり

邪魔な土を外に押し出した土の山なのです。

モグラはほとんど外には姿を見せません。

モグラが生涯で地上に出るのは、

母モグラから離れ、

独り立ちをする分散期という時期だけだそうです。

母モグラのトンネルから一度地上に出て、

自分のすみかとなるトンネル作りを

していくのだそうです。

この地上の冒険は、子モグラには危険がいっぱい！

その危険を乗り越え

自分のすみかを見つけなければならないのですね。

寒くなるとより深いところに

エサとなる昆虫などを求め掘り進めるため、

モグラ塚も増えてくるのです。

姿を見ることはできないけれど、

芝生地でモグラ塚を見つけたら

この地下の深くに頑張ってトンネルを

掘っているモグラがいるんだなと感じてみて下さいね。

モグラについてのお話はこちらの本を参考にさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

館内図書コーナーにありますので、

興味のある方はぜひ読んでみて下さい。