Staff Blog

ね転がり聞く波の音

皆さまこんにちは。

今日の種差は風のない穏やかないいお天気。

蕪島から芝生地まで歩いて来たという盛岡からのお客様も、

「海がとっても綺麗だった!」ととても喜んでくださいました。

さてさて、皆様もご存知の通り、

種差海岸には多くの文人墨客が訪れ、その美しさを作品に残しています。

青森県出身の歌人『稲垣 浩』もその一人。

明治30年に南郷村(現南郷区)に生まれた稲垣浩は

その生涯を歌道の普及に努め、青森県の文化の向上に貢献しました。

その稲垣浩の歌碑が、『潮観荘跡地』にあるのです。

DSCN6307

 

 

 

 

 

DSCN6308

 

 

 

 

 

『芝原に ね転がり聞く波の音 吾をひき入れ その音とする』

昔は歌碑のあるこの場所まで、芝生地が広がっていたのだそう。

稲垣浩はここに寝転がってこの歌を詠んだのでしょうか。

皆様も、稲垣 浩が寝転がったであろう芝生地で

波の音に耳を傾けてみてください。

 

 

 

 


2015年12月
« 11月   1月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページトップへ