先日、BS1にて放送された「漂流鳥居 震災5年目の里帰り」をご覧になりましたか?
2011年3月11日の東日本大震災による大津波で大量のがれきが流出し、
数年後、アメリカ・オレゴン州の海岸に木片が漂着しました。
その後、オレゴン在住の日本人や「ポートランド日本庭園」の方々の善意で
八戸市大久喜の神社の鳥居の一部だと判明。
震災から5年目の今年、青森県八戸市に里帰りした木片を使って鳥居が再建されました。
オレゴン州は戦前から木材の輸出などで日本とかかわりがあったそうで
日本からの移民の方々もたくさんいたそうです。
そして戦後、日本とまた友好関係を、と
「ポートランド日本庭園」が造られたんだそうです。
そんな場所に流れ着くなんて、何かを感じますね。
大久喜の方々の神社に対する思い。
遠く離れたアメリカからの日本への思い。
たくさんの思いが集まって鳥居が返還されたことなどが紹介されました。
鳥居を修復した大工さんは感謝の気持ちを込めて、
鳥居に「Portland Japanese Garden」と彫っていました。
たくさんの思いのつまった鳥居を見に行ってはいかがでしょうか。