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雨の日は館内でブラタモリ⁈

今日は一日中雨。昨日とは大違い。風も強くて一時横殴りの雨も降りました。

そういうわけで、今日は館内の展示物を紹介します。

入口を入ると岩礁地帯の大きな写真があります。中央に大きく見えるのが深久保漁港付近にある「白岩」。ウミネコではなくウミウやヒメウのフンで白くなったそうです。

この辺りは1億4000万年前の海底火山の噴火でできた地形で、蕪島は東北地方を貫く北上山地の最北端だそうです。蕪島は、島ではなくて“山”なんです。蕪島は春から夏にかけてウミネコの繁殖地で天然記念物です。今は次々とヒナが孵化しています。

恵比須浜漁港付近では海底での火山活動の痕跡「枕状溶岩」が見られますし、鮫角灯台付近ではマグマが冷え固まってできた「イタコマイマイ岩」などが見られます。

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八戸から宮古までの海岸は大規模な海成段丘になっています。どんなふうに海成段丘ができるのか、3つの引き出しを開いてみてください。

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次の大きな写真は「鳴砂」の浜として知られる大須賀海岸です。東北北部で最大規模の約2.3キロにわたる美しい砂浜です。DSCN9232 DSCN9229 DSCN9231

これはいったい何でしょう? そうです。ウニの模型です。ガバッと開くとウニのお腹が飛び出します!

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3枚目の大きな写真は、インフォメーションセンター前の天然芝生地です。昭和30年代半ばまで天然芝生地は馬の放牧地でした。モグラ塚を作っているのは「コモグラ」。冷涼な気候のため海抜0メートルに高山植物が咲きほこる「花の渚」です。

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4枚目の大きな写真は、階上岳の巨木とヤマツツジの群落です。冷涼な気候だからこそのブランドそば「階上早生そば」。

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種差海岸インフォメーションセンターは、三陸復興国立公園に指定された八戸から階上までの「自然と暮らし」を集約して展示しています。雨の日は館内の展示物を見るのもまた楽しいひとときです。

 

 

 

【ご来館される皆様へ】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館時のマスクの着用、手指消毒、検温にご協力をお願いいたします。                 

 

【イベント・プログラムのお知らせ】

〇ぷらっとプログラム「自然物de自由工作」

松ぼっくりや貝殻などを使って自由に工作します♪

HP用集合写真

日時:5月14日(土)~7月10日(日) 10:00~15:00

場所:種差海岸インフォメーションセンター内・レクチャールーム

参加費:100円 ※事前申込不要

 


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