種差海岸インフォメーションセンター

今日は啓蟄(けいちつ)

2023年3月6日 企画展, 種差海岸に咲く花

みなさん、こんにちは。とってもいいお天気が続いている種差海岸です♪

散策で来られた方も、青空を眺めながら芝生の上でごろ～んと寝転がっています。気持ちよさそうですね。

今日３月６日は「啓蟄（けいちつ）」、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のことを言います。本当に暦どおりに、芝生地でもちょっとずつ花たちの彩りが増えています。フクジュソウは小川の対岸から見ても、どんどん目立つようになりました。

フクジュソウの咲いている小川付近は斜面がぬかるんでいることが多いので、足元に十分注意して、誤って踏んだりしないよう静かに愛でてくださいね。

いま開催中の企画展「わたしの種差・ぼくの種差～美術編」でも、種差で見たフクジュソウの想い出が描かれた、こんなかわいいイラストが飾られています。

先日ちょうど、この作品を描いた方がお越しになり、「フクジュソウがいよいよ咲きましたね～♪」とお話もさせていただいたばかりです。フクジュソウにはご友人との思い出があるそうで、みなさん花を愛でるにも、想いそれぞれ、それもまた素敵なことですね。

春の使者・オオイヌノフグリも、どんどん咲いていますよ♪　「星の瞳」という別名もあるそうです。それが感じられるように意識して写真を撮ってみました。

太陽に反応して咲いて、日が暮れるとしぼむ１日花です。小指の先ほどもない大きさなので、普通に歩いていると見逃してしまいますが、よ～く下を見てみると結構咲いています。種差の寒い冬の環境にも負けずに、じっと耐えて春にいち早く花を咲かせる、見た目の可愛さと、タフさを併せ持つ花ですね。是非、探してみてください。

さてさて、啓蟄で生き物たちが目覚めて動き出す…といえば、それは私たち人間も同じ!?　この週末は本当に一気にみなさん動き始めたかのように、たくさんの方が芝生地やインフォメーションセンター、隣の海カフェたねさしにもいらっしゃいました。JR東日本の乗り放題キャンペーンもちょうどいま期間中ということもあり、大きな荷物を持った県外の方も、たくさんいらっしゃっていましたよ。

冬も終わり(たぶん!?) 、今週も暖かい日が続くようです。

みなさんも「さあ、動き出そう!!」という気分になったら種差へ!!　お待ちしています!!

 

 

【イベント・プログラムのお知らせ】

〇企画展「わたしの種差・ぼくの種差～美術編」

みなさんの「一番好きな種差海岸」をテーマにした美術作品を募集し、約７０点のご応募をいただきました。みなさんの“種差愛”が溢れる全応募作品を展示しております。

【日時】2月1日（水）～3月31日(金)　9:00～16:00

 

〇特別企画展「種差海岸の東日本大震災」

東日本大震災時の種差海岸天然芝生地周辺の様子をふり返ります。震災を機に三陸復興国立公園に指定され、全線開通となったみちのく潮風トレイルや、種差海岸インフォメーションセンターの役割なども紹介しています。

【日時】2月11日（土）～3月12日(日)　9:00～16:00

 

〇ぷらっとプログラム「自然物de自由工作」

松ぼっくりや貝殻などを使って、自由に工作しましょう♪

【日時】3月11日（土）～4月9日(日)　10:00～15:00　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【場所】種差海岸インフォメーションセンター内・レクチャールーム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【参加費】100円　※事前申込不要

 

〇冬季開館時間について