みなさん、こんにちは。
種差海岸は清々しい秋晴れ!
北西よりの風が吹いて湿気も夏ほどではなくなり、ようやく秋らしい散策にちょうど良い気候になってきました。
連日ブログでも取り上げていますが、日に日にハマギクの見頃も近づいて来ているのを感じられます。
さて、種差海岸は美味しい海産物、ウニやいろいろな種類の貝や海藻などの産地としても有名なのですがそれらの源になっているものをご紹介。
昨年発行のTANECHANでも特集しましたが、鮫地区から種差にかけてたくさんの場所で水が湧いています。
芝生地の北側には橋が架かっている所も湧水です。
最近雨が降ることが多かったので、芝生地で他の湧水探しをしてみました。
上の写真の範囲だけで比較的水量の多い湧水が5ヶ所ほど。そのほかにも浸みだして泥濘になっている場所が数か所ありました。
種差海岸の芝生地は海成段丘の一番低いところにあり、上部段丘に降った雨が沁みこみ、地中でたくさんのミネラル分を含んで磯場に流れ込み湧き出したものがこれらの湧水です。
「天然の肥料」と呼ばれる「湧水」が「海の森」と呼ばれる「海藻」を大きく成長させ、その海の森は魚や貝、ウニなどの餌や住処となります。
ということで、種差のたくさんの場所で浸み出している湧水こそが、種差を豊かな海にしてくれている源なんですね。
ただ芝生地を散策する際、特に海側の草むらは色々な所で水が湧いていますのでご注意下さい。
きれいな花が咲いている!変わった虫がいる!と突っ込むと靴が真っ黒になることもあります。
また濡れた靴底は滑りやすくなるのも気をつけて下さいね。
秋らしくなってきましたので、散策がてら種差に湧水探しにいらしてみてはいかがでしょうか?
【イベント・プログラムのお知らせ】
〇企画展「カヤックで海の散策~海から見た種差エリア海岸線の世界~」
海から見た種差の海岸線をテーマに、シーカヤックからの撮影やドローン空撮写真とともに、よりダイレクトに大自然と一体になる感覚の目線で、種差・葦毛崎・蕪島エリアの自然美・魅力・楽しみ方を紹介します。
【開催日時】10月1日(日)~11月30日(木)
〇ぷらっとプログラム「自然物de自由工作」
松ぼっくりや貝殻などを使って、自由に工作します♪
【日時】開催中~11月12日(日) 10:00~15:00 【場所】種差海岸インフォメーションセンター内・レクチャールーム 【参加費】100円 ※事前申込不要
〇「種差海岸をガイドさんと歩こう」参加者募集中!!
【開催日時】10月の毎週日曜日(10/29を除く) 【集合時間・場所】10:10 種差海岸インフォメーションセンター 【参加費】1,000円(ガイド料/保険料込) ※ワンコインバス乗車賃(100円~ワンコインバス100~200円は各自ご負担をお願いします。 【対象】小学4年生以上(小学生は保護者同伴) 【定員】各日8名 ※定員になり次第、締め切り ※コースや時間、担当ガイド等の詳細はHPをご覧ください。