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東山魁夷「道」のモデルとなった道

みなさん、こんにちは。今日はヤマセの影響で白いモヤモヤに包まれた種差海岸です。

朝からの雨も小降りですが、いっこうに降りやまず、芝生もしっとりしていますが、インフォメーションセンターには元気にトレッキングをしてきた方やツアーでいらっしゃった方などが立ち寄ってくださっています。

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ヤマセの日は景色が見えない…とお思いのみなさん、そうかもしれませんが、これはこれで種差ならでは、この時期ならではの景色なんですよ♪

今日いらしたお客様も「幻想的な景色の中を歩くことができて素晴らしかった!! こんな景色に出会えると思いませんでした!!」と感動なさっていました。モヤモヤの正体・ヤマセに関する館内展示も熱心にご覧になっていましたよ。ありがとうございます。

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さて、最近インフォメーションセンターでお客様によく聞かれることがあります。それは『東山魁夷の「道」のモデルになった場所はどこですか?』

昭和を代表する日本画家・東山魁夷。1950年に描かれた代表作「道」は、種差海岸の海岸線と並行して走る現在の県道1号線がモデルになっています。作品を描いたとされる場所に標柱が立っています。

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標柱は遊覧バスうみねこ号の「大須賀海岸」バス停から歩いて少しいった場所にあります。実際には道の奥に見えるはずの鮫角灯台が省略され、ただ一本の道に東山魁夷の心象が投影された象徴の世界として「道」は描かれました。

インフォメーションセンター内の潮風文庫にも、東山魁夷に関する書籍があります。ご存知でしたか?

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画文集『東山魁夷 自然のなかの喜び「描くこと」は、「祈ること」』の中には、「一筋の道」と題して、「道」を描いた際の思いなどが綴られています。是非こちらもご覧になってみてくださいね。

そしてこぼれ話♪ 東山魁夷は、東山新吉(しんきち)という本名だそうです。“しんきちさん”と聞くと、巨匠の描いた「道」にも、なんだかより親しみが湧いてくる気がしませんか!?

 

【イベント・プログラムのお知らせ】

 New!!

〇ガイドプログラム「種差海岸をガイドさんと歩こう!」参加者募集中!!

2022 ガイドプログラム 内面

 〇催行日

①7月:9(土)・10(日)・16(土)・17(日)・18(月祝)・23(土)・24(日)30(土)・31(日)

②9月:3(土)・4(日)・ 10(土)・ 11(日)

※小雨決行。

〇集合時間

・土曜日:12時20分、 日曜・祝日:10時10分

〇集合場所:種差海岸インフォメーションセンター

〇参加費:1,000円(ガイド料、保険料込)

※バス利用コースの場合、ワンコインバスの乗車賃は別途各自ご負担となります。予めご了承ください。

〇定員:各実施日 先着 8 名

 ※定員になり次第締め切らせていただきます 。

 ※参加人数に空きがあれば、当日申込みも OKです。

〇申込み:0178-51-8500 種差海岸インフォメーションセンター(9:00~17:00)

 

〇ぷらっとプログラム「自然物de自由工作」

松ぼっくりや貝殻などを使って自由に工作します♪

HP用集合写真

日時:5月14日(土)~7月10日(日) 10:00~15:00

場所:種差海岸インフォメーションセンター内・レクチャールーム

参加費:100円 ※事前申込不要

 

〇環境省八戸自然保護官事務所 企画展

「環境省のレンジャー・アクティブレンジャーのお仕事とは~国立公園の規制について」

国立公園をフィールドとする環境省の自然保護官(レンジャー)と、アクティブレンジャーの業務紹介と、

国立公園にかかる規制について展示、紹介しています。

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日時:6月1日(水)~7月31日(日) 9:00~17:00

場所:種差海岸インフォメーションセンター内・4つの壁

〇プログラム「磯遊び&ウニの殻むき体験」(※定員に達し募集締切)

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日時:2022年7月17日(日) 10:00~12:30 → 定員に達しましたので募集締切

受付:9:40より 集合・解散場所:種差海岸インフォメーションセンター

参加費:1,500円(保険代込) 対象:小学生1年生~大人 定員:15名

持ち物:タオル ※濡れてもよい服装・靴で

 


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